逆SEOの風評被害対策はどのように行う?

逆SEOの風評被害対策はどのように行う?

逆SEOの風評被害対策はどのように行う?

逆SEOの風評被害対策

SEOとは、キーワードの設定やコンテンツを充実させることで、検索エンジンの上位に表示させることです。
これに対して、逆SEOは検索順位を下げることを意味します。

 

風評被害の源となっている投稿や記事などが掲載されているサイトの検索順位を下げることで、人の目に留まりにくくなるようにし、さらなる拡散を抑えようとするものです。
もっとも、逆SEOにもさまざまな手法があります。
以下で、代表的な方法をご紹介します。

 

自社サイトを複数作成して順位を上げる

自社サイトのコンテンツを充実させるなどしてSEO対策を行うだけでなく、検索上位に表示される自社サイトを複数生み出す方法です。

 

コーポレートサイト、オンラインショップ、ブランドサイト、採用サイト、公式ブログサイト、商品やサービス紹介のランディングページなど、さまざまな自社サイトをラインアップし、あわせてSEO対策も講じます。

 

この方法が成功すると、お店の名前でユーザーが検索した場合に、自社のサイトが上位に並ぶでしょう。
すると、風評が記載されている口コミサイトの順位を下げることができます。

 

風評が記載されているサイトは、自分たちではコントロールすることはできないので、自社サイトを複数作成して上位にどんどん並ばせましょう。
ユーザーの多くは、検索した際に上位に表示されたいくつかをチェックするだけで、それ以降を見ない方がほとんどです。
次第に目に留まらなくなれば、拡散もストップし、徐々に風評被害も収まっていきます。

 

上位表示を維持する

逆SEOによる風評被害対策を成功させるには、自社サイトの順位を上げ、自社サイトを複数作成して上位を独占するだけでなく、そのランクを維持し続けなくてはなりません。
検索結果は変動しますので、すぐに順位は入れ替わります。

 

自社サイト同士での入れ替えならいいですが、風評が記載されたサイトが上がってきては困ります。
そのため、サイトを作成するだけでなく、頻繁に情報を発信したり、定期的に更新を行ったり、コンテンツの充実を図って、上位を維持することが必要です。

 

望ましくない逆SEO対策

風評が記載された場合や風評が拡散される元となっているサイトなどの検索順位を下げる方法には、自社サイトの順位を上げる方法だけでなく、風評が記載されているサイトの順位を下げる方法もあります。

 

運営者が異なるサイトは、キーワードを操作することやコンテンツを削除することはできないはずですが、どのようにして行うのでしょうか。
方法としては、コピーコンテンツの大量生産や低評価サイトからの被リンクを設置する方法があります。
風評が記載されているサイトのコンテンツと類似したページを大量に作成するとどうなるでしょうか。
コンテンツは異なる自社サイトを複数作成するのとは異なり、ほぼ同じ内容の類似サイトを作成する方法です。

 

そうすると、風評が記載されたサイトが上位に上がってしまうように思えますが、実は逆です。
検索エンジンからすると、類似したサイトが複数存在すると、低品質であると評価されることやほかのサイトのコピーコンテンツであると認識され、検索順位を下げられてしまいます。
作成したコピーサイト、つまり検索エンジンからして低評価のサイトから外部リンクを設置する方法です。
これにより、検索エンジンは不正な被リンク獲得であると認識し、風評が記載されたサイトの評価が下がり、順位も落とすことになります。
もっとも、これらの方法は、いかに事実ではない風評が記載されているサイトだとしても正攻法ではありません。

 

サイト運営者などが知らないところで、勝手に類似のコピーサイトを大量作成することや低評価サイトからの被リンクを設置するのは卑怯なやり方と言えます。
こうした行為はバレやすく、迷惑行為としてペナルティを課せられることもあるので行わないようにしましょう。

 

風評が記載されたサイトをハッキングしてコンテンツを消すことやウイルスを仕込んで見られないようにするなどもしてはいけません。
不正アクセス禁止法によって処分を受けるおそれがあります。

 

まとめ
風評が拡散すると尾ひれが付いて、どんどん不安が煽られ、買い控えや来店数ダウンなど大きな被害が発生するおそれがあります。

 

逆SEOによる風評被害対策として、さまざまなバリエーションの自社サイトを複数作成して、上位表示を狙い、風評が記載されたサイトの順位を下げていきましょう。
コンテンツの充実や頻繁な更新により、上位を維持し続けることも欠かせません。

 

一方、コピーコンテンツの大量生産や低評価サイトからの被リンク設置、ハッキングやウイルスを送るような行為は避けましょう。