![風評被害]()
ネット風評被害とは、根拠のない噂話、誤情報、悪口などがインターネット上で拡散されることで発生する被害を指します。
ネット風評被害の特徴
ネット風評被害の特徴は、情報の発信者を特定しにくいことです。
インターネットは匿名性が高いため、ネガティブな情報を投稿した人物を探し出すのが難しい場合があります。
拡散のスピードが速いこともネット風評被害の特徴です。
SNSや動画投稿サイトなどは拡散力が高いため、あっという間に悪い情報が広まってしまいます。
その結果、深刻な被害をもたらしてしまうこともあるのです。
情報の完全削除が難しいこともネット風評被害の特徴でしょう。
元の情報を削除しても、すでにインターネット上で拡散されてしまった場合は、その情報が残り続けることになってしまいます。
ネット風評被害の具体例
ネット風評被害で多いのは、SNS、ブログ、掲示板サイトなどに悪口やデマなどの不適切な情報を投稿されてしまうケースです。
また、ECサイトのレビューや口コミサイトなどに、商品やサービス、従業員などに対するネガティブな口コミが投稿されてしまうケースもあります
Googleやyahoo!などの検索エンジンの検索候補にネガティブな情報が表示される「サジェスト汚染」もネット風評被害の良くある例です。
さらに、新聞やテレビなどのマスコミによる誤った報道がネット風評被害を招いてしまうこともあります。
ネット風評被害への対策方法
ネット風評被害に遭ってしまったらどのように対処したら良いのでしょうか。
最初にやることは、事実確認と証拠保存です。
投稿内容をスクリーンショットしたり、日時やURLなどを記録したりして、情報を保存しておきましょう。
保存しておいた情報は、後日裁判などを行う際の重要な証拠となるからです。
その後は、情報の投稿者に対して削除依頼を行うと良いでしょう。
掲示板やWebサイトの運営者にコンタクトを取って、情報の削除を求めてみてください。
万が一削除依頼に応じてもらえない場合には、別の対策が必要になってきます。
ここからは、ネット風評被害の具体的な対策方法をご紹介していきます。
公的機関や弁護士などの専門家へ相談してみる
ネット風評被害で困った時は、公的機関に相談してみると良いでしょう。
主な相談先としては、警察庁の「サイバー犯罪相談窓口」や総務省の「インターネット違法・有害情報相談センター」などがあります。
あるいは、弁護士を頼ってみるのも手です。
弁護士に依頼すれば、内容証明郵便や裁判などによって、ネガティブな情報を削除してもらうことが可能です。
投稿者の特定や損害賠償請求などにも対応してもらえますので、相談してみると良いでしょう。
リスクコンサルサービスを利用する
ネット風評被害は、自力での解決が難しいケースがほとんどです。
リスクコンサルサービスを利用して、専門家によるサポートを受けてみると良いでしょう。
声明文を発表する
ネット風評被害に遭うと、さまざまな誤解を招いてしまいます。
信用の低下にもつながってしまいかねないため、早急な対応が求められます。
できるだけすぐに自社サイトやSNSなどで声明文を発表して、事実を正確に伝えておくと良いでしょう。
逆SEO対策を行う
公的機関、弁護士やリスクコンサルタントなどの専門家に相談しても、すでにインターネット上で拡散された情報を削除できない場合もあります。
そんな時には、逆SEO対策を行うのも一つの手です。
逆SEO対策とは、ネガティブな情報を流しているサイトの順位を下げるための施策のことです。
ネガティブSEOやリバースSEOなどとも呼ばれています。
見られたくない情報を発信しているWebサイトの検索順位を下げることによって、ネガティブな情報の拡散を防ぐことができます。
ただし、
逆SEO対策は、あくまで検索順位を下げる方法であるため、ネガティブな情報自体を削除することはできません。
まとめ
ネット風評被害の対策としてまずやるべきことは、証拠を残しておくことです。
悪意ある投稿のスクリーンショットを取っておくと良いでしょう。
自社のサイトなどにネガティブな投稿があった場合には、情報が拡散されない前に削除しておくのも手です。
誤解を生まないように、声明文も発表しておくと良いでしょう。
自力での対応が難しそうな時は、弁護士やリスクコンサルサービスなどに相談してみると良いかもしれません。