![yahoo!サジェスト・関連検索キーワードの削除方法]()
yahoo!では、サジェストや関連検索キーワード削除の申請フォームが用意されていますので、フォームにアクセスし、必要情報を入力して削除申請を行いましょう。
申請する前に、削除したいネガティブキーワードを明確にしたうえで、それがどの法律に違反しているか、営業活動に支障が出ているなど、削除したい理由を具体的にしておくことが求められます。
一度で解決できるよう、削除すべき根拠などをしっかり準備することがポイントです。
特に、企業やお店などの事業者の場合、担当チーム内でしっかり話し合うなどして、間違いがないよう内容をまとめてください。
準備ができたら、yahoo!JAPANのヘルプページにアクセスし、「yahoo!検索-お問い合わせフォーム」から申請を行いましょう。
なお、申請する際には、yahoo! JAPAN IDでログインする必要があります。
企業や店舗の場合、担当者個人のIDを使うのではなく、会社で使用しているIDを使用するか、対応用のIDを新規で作成するなどしましょう。
お問い合わせフォームを開いたら、「関連検索ワードの情報削除」にチェックを入れ、「次へ」を選択してください。
削除したい「検索結果ページのURL」・「関連検索ワード」・「詳細」を入力していきます。
特に「詳細」の項目では、なぜ削除が必要なのか、法的根拠を示すことや来店数の減少や不買運動、取引停止や採用活動の停滞など営業活動に支障が出ている状況などを、データなどを示しながら具体的に説明しましょう。
入力が完了したら「確認した」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
確認画面で入力漏れなどがないことを確認し、送信してください。
削除申請が認められると、早ければ数日から1週間前後で削除してもらえます。
一方、それ以上待っても削除されない場合には、営業活動にもさらなる支障が生じるリスクなどがあるので、早期に削除できる別の方法を検討しましょう。
Googleサジェスト・関連検索キーワードの削除について
Google検索でネガティブキーワードが自動表示されてしまって困っている場合には、検索窓からサジェスト削除申請を行う方法とGoogleヘルプからサジェスト削除申請を行う方法があります。
検索窓からサジェスト削除申請を行う方法は簡単にできますが、実際にGoogleが削除対応をしてくれたかはわかりません。
自動表示されなくなってわかる場合もありますが、キーワードは日々更新されるので、一度削除されても再び表示されるケースもあります。
こうした場合でも、Googleが一度は削除してくれたのか、それとも削除していないのかわかりにくいです。
削除したか否かをはっきりさせたい場合には、Googleヘルプからサジェスト削除申請を行いましょう。
Google検索窓からサジェスト削除申請を行う方法
まずは、検索窓にキーワードを入力して検索を行います。
たとえば、個人名や店名、企業名、商品名、サービス名などを入れ、自分や自社の関連するものに、自動的に表示されてしまうネガティブキーワードを表示させます。
Googleの場合、最大8つほどサジェスト候補が並びますので、その中にネガティブキーワードがあれば、サジェスト一覧の右下に表示される「不適切な検索候補の報告」をクリックしてください。
「不適切な検索候補の報告」をクリックすると、表示された中から削除したいサジェストと削除理由を入力するポップアップが表示されますので、削除したいサジェストのチェックボックスにチェックを付けます。
1つでも、複数でも、まとめて申請ができます。
理由も項目が並んでいるので、そこから選んでチェックボックスにチェックを入れましょう。
「関連性が低い」・「暴力や残虐行為」・「露骨な性的表現、下品な表現、冒とく的な内容」・「差別的」・「デリケートまたは中傷的」・「危険または有害なコンテンツ」、「上記以外の理由で不適切である」から選ぶことができます。
なお、法的な問題がある場合にはヘルプページから問い合わせるよう注意書きがあります。
削除したいサジェストにチェックし、理由をチェックしたら、「送信」をクリックして申請完了です。
自社の企業名などで検索した際に、毎回同じようなネガティブキーワードが自動表示されて困っているなど、削除したいネガティブワードが持続的に表示されているような場合や簡単な手続きで削除申請したい場合におすすめの方法です。
Googleヘルプからサジェストや関連ワードの削除申請を行う方法
Googleから削除したか、削除できないかの返信を得たい場合には、Googleに問い合わせを行いましょう。
Googleの法的問題に関するヘルプのページにアクセスし、「法的な理由でコンテンツを報告する」の申請フォームから削除申請ができます。
Google検索窓からサジェスト削除申請を行う方法との違いとして、申請者名や連絡先が求められること、法律違反や権利の侵害をされていることがわかる情報の提出が求められる点が挙げられます。
法律違反や権利の侵害までに至っていない場合には、Google検索窓からサジェスト削除申請のほうが簡単ですが、法律違反や権利の侵害のおそれがあり、Google側の対応をしっかり確認したい場合には、申請フォームから行ったほうが納得感があるでしょう。
Google検索窓からのサジェスト削除申請であれば、今すぐにでも検索してネガティブキーワードを表示させれば、すぐにでも申請ができます。
一方、申請フォームからの削除申請の場合は、削除理由の根拠となる資料の提出が求められるので、まずはその準備をしなくてはなりません。
たとえば、ネガティブなサジェストが表示されている画面のスクショをすることやどの法律の条項に抵触するのかなどを調べておきましょう。
申請フォームでは「申立人」に関する情報と、「権利侵害にあたるとお考えのコンテンツ」の入力が必要になります。
「申込人の情報」欄では、「居住国」・「戸籍上の姓名」・「連絡先メールアドレス」の3つの入力が必須です。
また、企業が申請する場合には「会社名」も入力しましょう。
顧問弁護士などの代理人に申請を依頼している場合には、「あなたが法的権利の代理人を務める企業や組織の名前」に代理人名を入力する必要があります。
次に、「権利侵害にあたるとお考えのコンテンツ」欄では、削除したいサジェストや関連ワードの情報を入力していきましょう。
「コンテンツを見つけるのに使用した検索キーワード」・「検索キーワードの入力中に表示された、不適切とお考えの予測キーワード」・「検索キーワードの入力中に表示された、不適切とお考えの予測キーワード」・「ご自身の国で適用される法律に従いその検索候補が違法となる理由をできる限り詳しくご説明ください」の欄を順次入力していきます。
Google検索窓からサジェスト削除申請とは異なり、チェックボックスにチェックを入れる簡易的な方法ではなく、言葉でしっかり説明する必要があります。
削除申請しても、必ず削除申請が通るとは限らないため、削除が通るよう、削除が必要な理由を具体的かつ明確にしたうえで申請することが欠かせません。
たとえば、ネガティブキーワードが表示されることで来客数が減っている、SNSで誹謗中傷された、売上が減少した、取引先から契約解除されたなど、営業活動に支障が出ているといったことを、数値の根拠などを示して説明できると望ましいです。
最後に「スクリーンショットを添付」の項目がありますので、ネガティブキーワードが表示された画面をスクショした画像を添付してください。
留意事項のチェックを行い、署名をしたら送信をして、Googleヘルプからの返信を待ちましょう。
なお、受付完了の自動送信メールが連絡先メールアドレスに届きますので確認してください。
自動送信メールが届かない場合、連絡先メールアドレスの入力ミスか、迷惑メールボックスに入っているおそれがあります。
Googleヘルプからの返信はすぐには届きません。
情報の確認や審査に時間がかかるので、早いケースでも1ヶ月前後かかります。
場合によっては4ヶ月ほどかかるケースもあるので、急ぎで削除をしたい場合には、ほかの対策も検討するほうが良いかもしれません。
Bingサジェスト・関連検索キーワードの削除方法
Bingサジェスト、関連検索キーワードの削除申請は、Microsoftの問題報告フォームから行うことができます。
問題報告のページにアクセスし、「Bing検索」にチェックを入れてください。
次の画面では、「流出した個人情報」・「自分の知的財産」・「違法なコンテンツ」・「悪意のある Web サイト」・「予想外の不快または有害な素材」・「その他」が並んでいます。
どれを選べばいいかわかりにくいですが、ネガティブキーワードの削除申請をしたい場合には、「その他」を選んでください。
次のページでも選択項目が表示されますので、ここで「Bing が提供する関連検索または検索候補: このフォームを使用して、Bing が提供する有害または不快な検索候補や関連検索を報告します」を選択しましょう。
すると、Bing 検索候補報告フォームが開きます。
フォームに必要情報を入力していきましょう。
「お名前」・「メールアドレス」・「Bing 検索候補を入力してください」・「その他の情報を入力」の項目があります。
「Bing 検索候補を入力してください」の項目に、削除したいキーワードを入力しましょう。
「その他の情報を入力」には、「報告するコンテンツについて、できるだけ多くの詳しい情報を入力してください。」と案内されていますので、できる限り詳しく、具体的に削除の根拠となる法律の条文や営業に支障が出ている状況やデータなどを記入しましょう。
Bingの対応は、早くて1週間ほど、長いと返信があるまで2ヶ月ほどかかる場合があります。
営業活動に支障が出ているなど早期の対応が必要な場合には、別の対策も検討する必要があります。
削除申請が通らない時の対処方法
削除申請をしてもすぐに削除されるとは限らず、場合によっては削除してもらえないケースもあります。
削除を待っている間にも、営業妨害につながるような支障が出ている場合には、検索エンジン側の対応に頼らない方法で、ネガティブキーワードを非表示にすることが必要です。
また、削除をしてもらっても、多くのユーザーが削除されたキーワードで検索を続けると、再び表示されるおそれがあるほか、別のネガティブキーワードが表示される可能性もあります。
ネガティブキーワードを表示させないようにするには、望ましいポジティブキーワードで大量に検索するなどし、サジェストに表示されるネガティブキーワードの表示順位を下げて、非表示にすることが可能です。
もっとも、個人や会社でこの対策を行うには時間も手間もかかり、成果が出せるかも未知数です。
この点、サジェスト削除対策を行っている専門業者がいますので、相談して実行してもらう方法もあります。
複数のIPアドレスから、希望するキーワードで検索するなどして、ネガティブキーワードが表示されないように対策を採ってくれます。
サジェストに表示されるキーワードは日々更新されているため、一度非表示になっても、再び表示されるリスクがあるのも問題点です。
専門業者に依頼すれば、再表示されないような対策も講じてくれますので、費用対効果も高いのではないでしょうか。
まとめ
yahoo!・Google・Bingのネガティブなサジェストキーワードや関連検索キーワードの削除をしたい場合、まずは各検索エンジンの削除依頼フォームに削除申請をかけましょう。
もっとも、すぐに削除されるとは限らず、削除申請が通らない場合もあります。
ご自身や企業担当者が地道にポジティブキーワードで検索を続けて、ネガティブキーワードのサジェスト表示順位を落として非表示にする方法もありますが、すぐにでも非表示にしたい場合には専門業者に依頼するのがおすすめです。